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「わかりやすさ」と「考える力」のあいだで 〜反知性主義と私の仕事〜

木製のテーブルの上にノートパソコンとコーヒー

参議院議員選挙期間中ということで、いつもとは違う切り口で記事を書いてみます。

目次

サガノトモが最近気になった言葉

最近、「反知性主義」という言葉にふれる機会がありました。

難しいことを嫌い、理屈や専門知識を軽んじる傾向。
「考えるより、感じろ」「直感が一番」といった言葉で、知性や学びから距離をとる態度。

それは、一見すると庶民的で素朴なようにも見えるけれど、
どこかで「考える力」を手放してしまうことにもつながっている気がしてなりません。

私は、「パソコンが苦手」「ネットがよくわからない」という人に向けて、
ホームページ作成やデジタルの活用をサポートする仕事をしています。

だからこそ、この「反知性主義」という言葉に、
ほんの少しだけ、自分の仕事にも重なる部分があるのでは?と感じてしまいました。

「難しいことは、いらない」は本当にそうだろうか?

私が出会ってきたシニア経営者の多くは、
「わからないから、お任せで」と言います。

その気持ちはよくわかりますし、私も「ややこしいことは引き受けますよ」と伝えることもあります。
でも、ふと立ち止まって考えることがあります。

本当にそれでよいのだろうか。
「わからないこと」は「学ばなくてもよいこと」に変えてしまっていいのだろうか、と。

「教える」のではなく、「一緒に考える」

私が目指しているのは、専門家として「教えてあげること」ではなく、
その人の中にある「小さな知的好奇心」を見つけて、一緒に育てていくことです。

・「なぜこんな表示になるのか?」
・「この写真はどうすればキレイに見えるのか?」
・「お客さんはどこからホームページを見に来るのか?」

そんな問いかけを投げかけながら、ほんの少しでも、
自分の頭で考える楽しさを取り戻してもらえたら…。
そう思っています。

知性とは、誰かを見下すためのものじゃない

反知性主義の背景には、専門家やエリートへの反発や、
「理屈っぽい人」に対する居心地の悪さもあるかもしれません。

でも、知性とは本来、誰かを見下すためのものではない。
むしろ、「わからない人の気持ちがわかる」ということこそが、知性の証ではないでしょうか。

だから私は、こう伝えたい

「むずかしいことを、やさしく」
「ひとりで悩まなくていい」
「でも、考えることをあきらめないでほしい」

それが、今の私の仕事に込めたメッセージです。

「お任せします」と言われたときに、全部引き受けるのではなく、
ほんの少しだけ、「ここだけは一緒にやってみませんか?」と声をかける勇気。

それが、反知性主義から少し距離を置き、
共に未来を考える「知的な仕事」へとつながっていくのだと思っています。

最後に

わかりやすさは大切。
でも、「わかればそれでいい」ではなく、「わかることで世界が広がる」ことを伝えていきたい。

そんなふうに、これからも「知性とやさしさのあいだ」を、私は歩いていきたいと思っています。

直接学んで、世界が広げる!

「むずかしいことを、やさしく」
「ひとりで悩まなくていい」
「でも、考えることをあきらめないでほしい」

パソコンやスマートフォンを使って、あなたのビジネスでこれらの思いを実現させることができます。

完全マンツーマンで、あなたの「知りたいこと」に寄り添いながら、
デジタルの世界と、あなたの事業の未来をつないでいきましょう。

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