最近ホームページの更新が滞っているとものすけです。
こういう機会に近況報告でも。
コロナ禍で取り巻く環境が大きく変化してオンラインへの急激な移行に自他ともについていけず、春先から梅雨時まで開店休業状態でしたが、夏に入ってからホームページの作成・更新やオフィスアプリ活用業務において特命の非公開案件をぼちぼちいただいております。
新型コロナウイルス感染症の急激な流行から緊急事態宣言が出されるまでは振り返ればあっという間で、渦中にあるうちはネットを使えばなんて強がってはみたものの、実際は手探りすらできないほど何も見えず閉じこもっていた状況でした。
しかし、閉じこもる形になったがゆえにかえってクローズドな案件をコツコツこなせる環境になって、私にとってはちょうどよいタイミングで変化した環境に合った仕事ができるようになったようです。
今年度はこれまでの商工会議所からの受託や派遣事業中心よりも、非公開業務の方が売上比としても完全に逆転していますね。
もっとオープンにして仕事も受けていかないとまだまだ売上を取り戻すことはできないのですが、当面は目に見えないところでもコツコツとやっていこうとしている方々のお手伝いに時間と労力とをかけているところです。
テレワーク、持続化給付金、GoTo事業、テイクアウト需要、数々の支援事業、…次々と私の目の前を通り過ぎていくように月日も過ぎて行きました。
手助けが必要な人や手助けができることがあったのでしょうが、自分にとっては何となく「お呼びでない」感覚がありました。
消防士、救急救命士、ライフセーバーなど、一刻を争う救助を要する職業には日々欠かせない訓練や鍛錬が求められます。
IT使おうがWeb活用しようが、今のままで手を差し伸べても共倒れになってしまうよ、ってサインだったのかもしれません。
「一人ひとりが活きるために全力でいられるよう、私はできることでサポートしていく。」
もはや自ら求めてもいないのに多くの人とつながろうとしたり、自分の身の丈に合わない行動をしたりする必要は無くなりました。
大掛かりなことはやりませんが、プロフェッショナルの仕事として、共鳴・協働できることを一つでも積み重ねていくことにします。
写真は、緊急事態宣言期間中に役所へ行かなければならないときに撮影したものです。
人が行き交う喧噪で成り立っている駅が静寂に包まれ、シャッターが人の営みを遮る異様な世界。
おそらくこんな光景に戻ることはないでしょう。
酷ではありますが、我々が生きていく足元は少しずつ削られていきながらも、流砂に飲まれるかもしれない中でも生き抜いていかなくてはなりません。
崩れていく足元を恐れず、むしろ地にしっかりと足をつけて一歩一歩確実に歩んでゆくのみです。
また間延びしないよう、近況報告でも投稿するつもりです。