福岡商工会議所卸売商業部会講演会に参加してきました。
九州旅客鉄道株式会社(JR九州)の初代社長を務めた石井幸孝(いしいよしたか)氏の講演会で、テーマは「官兵衛の福岡城物語」と「新幹線物流について」。
民営化後多くの魅力的な観光特急車両を生み出したり、鉄道収入減少を迎え多角化を進めたりしてきた石井氏の手腕は、九州の経営者と話をすると何度も耳にしてきました。
そんな石井氏の講演は、テンポよく快活な説明かつPowerPointとレーザーポインターとを駆使したわかりやすい解説で、1時間半があっという間。終始うなずくばかりでした。
元気な声を聞いて元気をもらうのは本当によいものです。
人生の大先輩からのメッセージを受け、私も前向きにいかねばと思いなおしました。
講演を聞いた印象を簡単にまとめます。
- 鴻臚館と福岡城址とが同じ場所に重なって史跡となっている福岡のとてつもないポテンシャルを知る
- 北海道から鹿児島までつながっている新幹線網は現在旅客のみであるが、その列島ネットワークを物流にも活かす
- 住んでいる場所に興味を持ち歴史を知ることが商売やビジネスへもつながる
福岡市は現在も人口が増加している唯一の地方都市で、これまでの転勤族だけではなく九州内からも福岡県内からも転居してくる人が増えていると聞きます。
魅力を感じるからこそ福岡市へ来ているわけで、日々の仕事や生活だけで埋もれることなくもっと自分が住んでいる街の魅力を掘り下げたり新たな発見をしたりすることが大切であるとの石井氏のお話に感銘しました。
物事を考えるための大きな枠を持つ(作る)ことを、今一度自分自身にも課す必要を感じました。
九州大好きな者として、もっと地域に貢献する意気込みもさらに強くなりましたね。
私とものすけの日々の活動については、こうした手短な文章での発信もやっていきます。
聞いてみると楽しい福岡の講演会やイベントであったり、
あなたの街で行われた講演会やイベントについてもコメントをお寄せくださいね。
それではまた。
最後は今回の講演で話があった福岡城の大天守跡の写真を。