仕事の失敗は技量の問題ではない

博多駅の屋上から

ご機嫌いかがですか。
とものすけ です。

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今回は昔々の失敗談を

私とものすけがパソコンインストラクターの仕事を始めた頃(といっても当時キャリア1年超)に大きな失敗をしました。
2〜3ヶ月ぐらい仕事干されたことがあります。

とある教室への派遣で一般向けの1日レクチャーを務めたわけですが、
受講者は定員いっぱいかつ初めての場所で極度の緊張状態に。
次々と質問攻めにあい、機器トラブルも多少あり、教室内の空気は最悪と自覚できるレベルでした。
受講者が私を見る目の冷たさ、鋭さ。
今思い出しても震えが来ます。
もちろん、受講者アンケートも悪い評価ばかり。

自分の実力の無さや経験不足を次に活かせば済む話でしょうが、そうは問屋が卸さない事情が。

最初にやっておくべきこと – 信頼関係を構築

干された理由というのは、休憩中飲食禁止の教室に受講者が缶コーヒーを持ち込んで飲み出し、それを私が注意したことでした。
空き缶が教室に残っていたため、教室運営者から派遣会社の担当者へクレームがあったらしいです。

極度の緊張で舞い上がっていて、講座開始時に飲食禁止の注意事項を話していなかったのですね。
実際しゃべったかどうか、当時も現在も記憶はおぼろげなまま。
ともあれ、その場の信頼関係を築く最初の段階で躓いていたわけで。

つまり、仕事の出来は結果を見られることを恐れるよりもスタートの段階に最新の注意を払うこと。
時々、この経験を思い出しては身を引き締めています。

あの失敗のおかげで今があると言える幸運

たいしたオチのない後日談。

当時お世話になっていた派遣会社の担当もその関係者も、実はパソコンインストラクターの現場に立つ仲間同士。
いろいろ助けてもらいました。
数ヶ月後に同じ現場で仕事をさせてもらって信頼を得てからはなんだかんだと仕事を回してもらい、3年ほど続けることができました。
風邪で急遽講師欠員が出た教室があると前日の23時ごろに電話をもらい、翌朝には高速道路を使っても車で1時間はかかる現場まで行ったなんてのも笑える昔ばなし。

理解してくれる人との巡り合わせも大きく影響するものです。


行き詰ったら、深呼吸しやすい場所へ。

※この記事はメルマガで執筆予定だった内容を再編集、公開したものです。

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