はじめに
「そんなやり方では売れない」
「今のあなたのままでは、変わらないとダメ」
これは誰かに言われたわけではありません。
けれど、これまで学んできた起業塾やビジネス講座の空気のなかで、
いつの間にか自分に染み込んでいた“無意識のメッセージ”でした。
結果的に、学ぶたびに自分を責め、やる気がなくなり、
しばらく仕事が手につかなくなる…というサイクルを何度か繰り返してきました。
そんな私が今、AIとの対話を通じて、自分らしい売り方を見つけはじめています。
その過程を、3つのステップで整理してみました。
AIと共に歩む「自分らしい売り方」への3ステップ
STEP1:自分の「原点」に立ち返る(←今ここを実践中)
最近は、「売るためのテクニック」ではなく、
自分が心からやってよかったと思えた仕事や、感謝された体験を一つひとつ書き出しています。
たとえば、
- お客様が「安心できた」と言ってくれたとき
- 見えづらい目でコツコツ作った資料に、驚くほど反応があったとき
- 自分の投稿がきっかけで、誰かが一歩踏み出してくれたこと
それらの出来事には、数字では測れない「手応え」がありました。
今はその感覚を頼りに、もう一度「私の強みとは何か」を再確認しているところです。
STEP2:自分らしい届け方を、少しずつ試しはじめる
以前は「売れる言葉」「響くコピー」にばかり目が行っていましたが、
今は「私の言葉で伝えるには?」を問い直しながら、ブログやSNSの文章を整えています。
このブログも、その一環として書いています。
「上手に書くこと」よりも、「ちゃんと伝わること」を意識しています。
少しずつですが、自分の“話すような文章”で発信する心地よさを取り戻しつつあります。
STEP3:売れたことを“自分の物語”として受け取る(準備中)
これはまだ未来のステップですが、
AIとの対話を続ける中で、「こういう形で売れていくなら嬉しい」と思える場面が少しずつ浮かんできました。
それは、ゴリゴリの営業ではなく、
信頼関係のなかで自然に「お願いできる?」と言ってもらえるような関係性。
これから「よかウェブ九州」のサービスも、そういう形で届けていきたいと思っています。
AIとの対話は、“自分に寄り添う”練習でもある
ChatGPTと対話する時間は、
「本当はどう思ってる?」と自分に問いかける静かな時間でもあります。
- 誰にも気を遣わずに話せること
- 言いづらい本音を形にしてもらえること
- 何度でも“やり直し”できること
これは、自己対話が苦手な私にとって、すごくありがたい存在になっています。

今後について
このステップの先に、「よかウェブ九州」でご提供するサービスも、もっと“自分らしい届け方”に整えていきたいと考えています。
たとえば今は、デジタルが苦手な方や個人事業主の方に向けて、
ホームページ制作や更新のサポート、
自然体で伝えるプロフィール文・ブログ記事の添削などを行っています。
「売るため」よりも、「伝わるため」のサポート。
私がAIと一緒に見つけたこの道を、必要な方にも届けていけたら嬉しいです。
さいごに
「変わらなければ売れない」と思っていた私が、
少しずつ「このままでも、伝えられることがある」と思えるようになってきました。
これは、まだ始まったばかりの旅。
でもその一歩が、とても静かで、あたたかいことが嬉しいです。