ご機嫌いかがですか。
ITや情報化という言葉の仕事を始めて20年⇒27年
よかウェブ九州のサガノトモです。
広島への思い(2018)
8月6日は広島原爆投下日です。
73年経ちましたね。
広島は初めて家族旅行で行った(私の幼少の記憶による)場所である上、
サッカー・野球観戦や小旅行、ライブなどで幾度となく訪れました。
最近は福岡から高速バスで広島へ行くことが多く、バスターミナルを降りてからは毎回のように旧広島市民球場跡地、平和記念公園、原爆ドームのコースで足を運びます。

その土地でしか見られない風景を見たり、その土地でしか味わえない風を感じたりできるのが旅の醍醐味ですね。
広島市には他の街では感じることのない、独特の雰囲気をいつも感じています。何となく路面電車に乗りたくなったり。
また夜は観光客や修学旅行生がいない、静寂に包まれた場所ですね。
幻想的な雰囲気を感じます。

永遠に忘れることなく語り継いでいく8月6日という日付。
過去と現在と未来と、自分がどのように生きていくか。
今年は地震や水害など立て続けに起こっているため、
命ある者の務めとして、毎年気を引き締めて振り返る日になっています。
新しい事実を知る
時間に余裕があるときは平和記念資料館へも足を運びますが、毎回毎回訪れるたび当時の暮らしや人々の思い、また原爆投下後の新しい事実を知ることができます。いつも驚かされます。
私たちが今こうして生きているのは、多くの人の語られなかった人生や語り継がれてきた人生があり、無数の人生のつながりから一人ひとりの人生へとつながっている、見えない線と線のつながりの賜物であると実感するのです。うまく表現できないですけど。
だから常に新しい事実を知ることで、これからも良いこと悪いこと、楽なこと困難なこと、どんなことでも人生のつながりとして受け止め今を一生懸命生きていくよう気持ちを新たにするのです。
もう一つの個人的に特別な日
もう一つ、私サガノトモにとって8月6日は特別な意味のある日になっています。
それは、中小企業・個人事業者向けのパソコン操作指導、IT活用相談(ITインストラクター)の仕事を始めた記念日なのです。
ITインストラクターの仕事については、過去のブログ記事でふれています。

偶然から始まった仕事ではありましたが、先日の記事にも書いた通り
いかに多くの知識を持って問題を解決するか、ではなく
いかに一人ひとりの悩みや問題に合わせて最適な解決策を教えてあげるか
という、ITを通した人との関わりの大切さを身をもって知ることとなりました。
今の私がいるのは新たな経験を得るきっかけやチャンスがあったからで、
覚えていられる限り、スタートの号砲とともに走り出した日のことを忘れず、
IT活用やWeb業績改善につながるサポートをこれからも続けてまいります。
80年目の8月6日に寄せて(2025)
あれから7年。
広島の地に原子爆弾が投下されてから80年という歳月が流れました。
この記事を書いて以降、コロナ禍、そして頻発する大規模災害といった出来事を経験し、変化していく日常を幾度となく目の当たりにしてきました。

80年という時の重みがあるからこそ、原爆という出来事をただ「過去の悲劇」としてではなく、「変容した日常の中で日々をどう生きるか」という問いかけとして、より深く受け止められるようになった気がします。
当然ながら、戦争や原爆の惨禍と自然災害や感染症を単純に並べることはできません。
しかし、私たちが突然「普通の暮らし」を失い、不安や戸惑いを抱えながらも、なんとか今日を生きていく姿は、当時の人々の生き方にほんのわずかでも心を重ねるきっかけになるのかもしれません。
悲しみを知っているからこそ、歩みを止めない。
私も日々生きていく中で、仕事を通じて一人ひとりのデジタル・Webの小さな悩みに向き合いながら「生きることを支える」ような役割を果たせたらと考えています。
