私の「これまで」と私が思う「これから」

パソコンに限らず、スマートフォンやタブレット。
IT機器が「共感」「共有」「共鳴」するための道具であって欲しいと願います。
そして、その願いを形にするための一翼を担っていくつもりです。

私が本格的にパソコンに触れたのはインターネットが急速に普及してきた時期。
携帯電話やPHSが文字数制限の中で会話の手段になっていた頃です。
ホームページ閲覧、電子メール、WordにExcel、あるものは自分で動かしていきました。
そんな「使える人」を求めていた時流に乗って、パソコン操作を「教える」仕事に就きました。

初めての教える相手は、学校の先生。
また、生徒たちへの授業やパソコン学習準備にも。
振り返れば、楽しい日々でした。

その後、向かい合う相手は変わりながらも、インストラクターの仕事を続けました。
途中、直接会うことのない相手だったり、人よりもパソコンの画面と向き合うことが多かった時も。

それでも、パソコンを使って仕事をする、生活に役立てる、楽しむことへのお手伝いは変わりませんでした。
人が楽しめれば、それでよかったのです。

転機は「キャリアカウンセリング」という言葉を偶然目にしてから訪れました。
職場は次々と変わり、やっとのことで正社員で拾ってもらった会社に務めていた頃。
拾ってくれた人への恩義よりも、ずっとその人のために働き続けられるか?を問いかけて、
今以上に自分ができることを追い求めたいと思い、仕事を辞めて資格取得に励みました。

逃げたことに間違いはありません。
ただ、環境が変わっても戦うことは変わらず。

キャリアカウンセラーの資格を得ても、すぐに飯が食えるわけでもなく。
働き口を探しているうちに、中小企業へのパソコンインストラクターという職を得ました。
偶然にして再びパソコンインストラクターの仕事に。
さらに多くの人と出会うきっかけをもらい、パソコンスキル以外でたくさん勉強させてもらっています。

いまだ何もかも中途半端、勉強の途中である自分自身を振り返って、
自信を持ってできることといえば、真剣にパソコン操作を教えること。
それと、パソコンはやってみたら楽しいよ、ということ。
これらのことをはっきりと伝えたいです。

非力であり、愚直であると思いますが、
これらの積み重ねが、一人でも多くの人の仕事に役立つように、
またこれから仕事に邁進する若者たちへの道標につながるように、
日々がんばっていこうと思います。

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