6月はインプット月間。
ご機嫌いかがでしょうか。
とものすけ です。
6月7日(金)にアクロス福岡地下イベントホールで開催された
キャッシュレスFUKUOKA2019へ行ってきました。
イベントについて
キャッシュレスFUKUOKA2019ではセミナー会場とキャッシュレス決済体験ブースとが隣合わせに設置され、「講演を聞いて体験する」「体験して聞く」という双方向でキャッシュレスの現在をインプットできるイベントになっていました。
「キャッシュレスFUKUOKA2019」では中小企業の生産性向上に向けて,
企業課題の解決につながるITツールを「知る」「体験する」場を提供します。
キャッシュレスツールの展示のほか、キャッシュレスをテーマとした特別講演や「ポイント還元」についてもご紹介します。
(詳細やリンク先など、追加することがあります)
セミナーの感想
セミナーは大きく分けて基調講演、パネルディスカッション、出展企業のプレゼンの3種類。
まず基調講演で2社登壇され、WeChat PayとAlipayを中心とした中国のキャッシュレスの現状と今後の展開、訪日観光客と福岡との関わりなどを聞かせてもらいました。
次にパネルディスカッションでは福岡市内でキャッシュレス決済を導入された3社の代表者が登壇。
屋台の「車長」がマイクを持つところが福岡ならではです。
現金授受が減ると調理の手が止まらずかつ行列の待ち時間が短縮されるとか、キャッシュバックが常連客とのコミュニケーションを深めたり客単価上昇につながったりとか、とても情熱的なお話をされて興味深かったですね。こういうお話を聞くと滅多に行かない屋台へも行ってみたくなります。
他にも完全キャッシュレス店舗をオープンさせた先進的なドラッグストアチェーンや、流しでも選ばれることが増えたというタクシー会社のお話も面白かったですね。
その後はバーコード決済サービス業者が次々と登壇。
既に知名度では一歩リードした感のあるPayPayもありましたが、特に印象に残ったのはこの3つですね。
- 福岡市と組んでキャッシュレス推進中のLINE Pay
- メルカリで流通するポイントをリアルへ流し込むmarpay(メルペイ)
- 分散気味のドコモサービスを束ねる存在になるかもしれないd払い
(周囲を見渡すとひときわメモを取る姿が目立った)
決済サービスはどんどん増える一方でもはや何が何だかという状態になっていますが、大手のネットサービスが参入する場合はそれぞれの企業が掲げるミッションに従って特色を出そうとしている(言ってしまえば苦心している)様子が感じられました。
しかし苦し紛れやこじつけや背伸びではなく、ネットでもリアルでも、消費者とお店とでお金の流れをきれいに回転させる意思の表れでもあると感じました。
キャッシュレスの行動は同じですから、消費者とお店と双方で満足が得られればよいわけで。
最後にもう一つ、忘れてはいけないのが小さなお店へキャッシュレス導入を促すアプローチをしている企業も参加していること。
スマートフォンにハンディターミナルを付けたほどの片手で持てる大きさで、メジャーなQRコード決済サービスを導入しやすく支援する企業。
個店だけでなく商店街などの地域活性化に貢献するためにタブレット端末を無償貸与して、店舗側のキャッシュレス体験と地域イベントを連動させたプロジェクト推進も併せて取り組んでいるベンチャー企業。
とにかくハードルを下げるとか壁を無くすとかいう取り組みに邁進する人たちの話も直接聞くことができ、有意義な時間となりました。
参加して思ったこと
今回イベントに参加して、キャッシュレス社会について私とものすけが思う定義は
店舗(導入側)にとっては「ジョーカーばかりの切り札」
→どのカードを引いても(決済サービスを導入しても)すぐに使えて役に立つ
利用者(消費者)としては「断捨離」
→現金節約はキャッシュレスに少し置き換えるだけでもさらなる節約になるし、無駄遣いを可視化できる。また現金をどれだけ手元に取っておくかも重要
こういったところでしょうか。
また認識が変わればいずれ追記します。
福岡名物のお楽しみ♪
イベント参加後は、会場となったアクロス福岡の同じ地下フロアで実に久々の食体験。
「天麩羅処ひらお」へ来たの何年ぶりだろ。
やっぱりイカの塩辛の味が最高です。(^-^)
しばらくの間はキャッシュレスをはじめ生活へ浸透していくITについての講演やセミナーに行ける機会が増えるかと思います。
私とものすけに聞いてもらいたいセミナーや、教えて欲しいセミナーの内容がありましたらコメント欄に遠慮なく書いてくださいね。
それではまた。